KUMAMOTO CHARTY CAP “Palm to the Sun”
オーディナリーフィッツのスタッフも足繁く通う京都河原町のワイン酒場「ekaki @ekaki_chihiro 」の店主である田口氏は、震源地に近い熊本県八代市の出身。地震発生の日にたまたま帰省していた折にご家族と共に被災され、そのわずか3日後に京都へ戻るや否や、避難所への募金活動を始めました。そのことを受け私たちは少しでも支援活動を応援したいと思い、チャリティーキャップを作成しその売上を全額寄付することにしました。
そして、地震を身をもって体験し被災地で何が起こっていたのか、なぜ避難所への寄付を呼びかけようと思ったのかを田口氏にインタビューしてきました。少しでもこの活動に共感いただき支援の輪が広がればと想い、記事にいたしましたのでぜひご覧ください。

地震に被災した時の状況を教えて下さい
地震のあった当日、小学生の娘と2人で父の住む熊本県八代市の実家に帰省してました。到着して移動の疲れもあり少し横になっていたタイミングで地震が発生し、あまりの揺れに飛び起きて娘と父とすぐに家を飛び出しました。そこから余震がずっと続いている状況で、初めの地震から2分後ぐらいにまたすぐに大きな揺れがきて開けた駐車場へ移動しました。
あまりの恐怖で震える身体を抑え、地震がおさまるのをじっと待ちました。近所の方も集まってきて安否確認をしている中、近くに住む姉とも無事に合流することができ姉の車で避難所へ移動しました。
避難所の状況はいかがでしたか
近所に3箇所避難所があるのですが、まだ1箇所しか受入をしておらずとりあえず名簿に名前を書き込み、そこから2日間の避難所生活が始まりました。僕たちが避難した所は幸い電気が通っておりエアコンなどの設備も稼働していました。たまたま早く避難所へ来れたということもあり、15人ほどの方と小部屋に入る事ができました。ただ、公民館なので床は硬く薄いビニールシートを引いただけの状況で、特に年配の方などには辛い状況だったと思います。
電気がきていたこともあり、初めの1時間ぐらいはテレビも見れていたのですが、しばらくすると映らなくなってしまい全く情報が入ってこない状況になりました。スマホ自体は充電もでき、電波もあるので状況を把握しようとTVerでニュースを見たのですが、地震とは全く関係のない情報しか流れてないことに愕然としました。
また、避難所での生活で特に大変だったことはトイレ問題です。水道が止まり汚物などを流せずに匂いが避難所内に充満しました。地震で扉が開かなくなるのを避けるため扉を閉めることもできないのでかなりキツかったですね。
地震が落ち着いた今でも、水道の復旧には時間が掛かっているらしく、元々井戸を使っている家庭も多く普通の水道に変えるのに時間が掛かるみたいで、まだ水が通ってない所が現在もあると聞いています。
避難所での生活で特に印象に残ったことはありますか
避難所で生活している中で必要な情報が何も得れないことが一番しんどかったですね。水や食料の配給にしても配られる時間が決まっているわけではなく、その場に居合わせないともらえずに2日間水をもらえていない方もいたり、後から避難所に来た人は配給があったことすら知らない人もいたりと、どうしようもない状況がそこにはありました。あと、早朝から報道陣のヘリコプターがたくさん上空を行き交っていてすごくうるさかったのが印象に残ってますね。
震災を経験されて今思うことはなんですか
地震発生から2日目の夜に熊本市内まで移動し、3日目に自宅のある京都へ無事に戻って来ることができました。幸い僕は家族皆んな無事に過ごす事ができたのですが、避難所ではまだたくさんの人が残っていること思うと、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
だからというわけでは無いですが、避難所での体験やTVで流れているニュースなどを見ていると自分にも何かできることは無いかと思い、まずはお世話になった避難所への支援活動として、自ら募金を募ることをはじめました。また、チャリティー活動の協力も呼びかけており、本日(取材当日:8月18日)も東京で知り合いの人たちがチャリティーイベントを行ってくれています。
まだまだ復興まで時間が掛かる状況なので、もしも引き継ぎ、熊本を応援いただけるようでしたら今回被害の大きかった熊本県氷川町、宇城地区、八代市にふるさと納税いただけますと幸いです。返礼品不要という選択もできるようです。色んな形で、みなさまと一緒に復興応援できれば嬉しいです。

オーディナリーフィッツとして、田口氏の気持ちに賛同する為に支援の形を考えました。今この瞬間だけの支援ではなく、キャップを目にした時に少しでも熊本地震のことを思い出すきっかけになって欲しいという思いから、今回のチャリティーキャップ制作に至りました。個数に限りはありますが、それ以上の支援の輪が田口氏を中心に広がることを願っております。
– Palm to the Sunに込めたメッセージ –
とにかく、下を向かずに明るく前向きな気持ちで上を見上げて欲しいという切なる願いから、童謡『手のひらに太陽を』の英語訳である”Palm to the Sun”をロゴにしました。
[ 販売日時 ]
8月29日(土) 12:00~
[ 発売場所 ]
ORDINARY FITS KYOTO( @ordinaryfits_shop )
ekaki ( @ekaki_chihiro )
※2店舗のみでの販売となります。
※数量限定。
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■ チャリティー鮨イベント
大阪の「日日是好日」の清原さんがekakiでお鮨を提供。
ワインは大阪に拠点をおく「Cave Jacob」中筋さんから提供。
[ 開催日時 ]
9月1日(火) 18:00-22:00
[ 開催場所 ]
ekaki ( @ekaki_chihiro )
※詳細はekakiのInstagramをご確認ください。
※このイベントでekakiで集めております募金も終了とさせて頂きまして、熊本県八代市の避難所の整備に使って頂けるところに届ける予定をしております。既に募金をしてくださった皆様にも感謝申し上げます。






